ノートパソコンの頭脳CPUの性能差を簡単に知る

「Core i」「Celeron」など、CPUの種類で差が生まれる

現在のインテルCPUのラインナップには、「Core i」「Celeron」「Atom」などの種類があります。 「Core i」は処理速度が優秀ですが価格が高く、「Celeron」、「Atom」になると処理速度が「Core i」より劣るものの 価格は安くなります。高性能なノートパソコンには「Core i」が搭載され、廉価版の機種には「Celeron」といった具合です。 「Atom」はタブレットなどに使われているCPUです。また「Core m」というCPUもあり、Core i」よりも処理能力は劣るものの、処理が速く消費電力が 低いという特長があり、「ミドルクラス」のノートパソコンに搭載される傾向にあります。

ここでは、ノートパソコンに使用されているCPUを分類しています。

CPU 説明
Core i シリーズ 処理能力が高いシリーズで、標準ノートPCからモバイルノートPCに広く使用される。Core i5-6200Uのように末尾にUの文字が付くCPUがノートパソコンに使用される。
Core m シリーズ 低消費電力で2in1PC、モバイルノートやタブレットに使われる。パワーはミドルクラス。(例)Core m7-6Y75
Celeron シリーズ 処理能力が低く、ノートパソコンの中ではコスパのためにローエンドモデルに搭載される。
Atom シリーズ タブレットに使われるCPU。消費電力が低く発熱が抑えられるものの、処理能力はそれなりになっている。

周波数は処理能力を表す数値

2.3GHz、3.2GHzなどの数字は、処理速度を表し、この「GHz」を周波数と言います。ギガヘルツと読みます。 周波数が同じでも、Core i シリーズとCeleron シリーズなどのようにCPU種類や世代が違うと、処理速度には差があるので 周波数は大体の目安と考えておこう。詳しく処理能力を知りたいなら、雑紙やネットに載っているベンチマークテスト はとても参考になります。

CPUには周波数がアップするものがあり、ターボブースト機能と呼ばれています。CPUの処理量が増えると、周波数をアップさせて高速に処理するようになっています。例えばCore i7-6500UというCPUは、ベースが2.5GHzで、ターボブースト時には3.1GHzにアップして処理を行います。

コア数が多いなら処理が速くなる時もある

現在のCPUは複数のコアを物理的に持っています。パソコンには1つのCPUが入っていますが、2~8個と複数の頭脳をを持っています。 CPUに処理をさせるとき、1つのコアで処理をさせるより複数のコアで分散させて処理をする方が速くなるのです。

カタログではCPUの部分にスレッドという言葉が出てきます。2コア4スレッド、4コア8スレッドなどです。 スレッドとは、CPUでプログラムを処理させるときの最小単位のプログラムのことです。アプリケーションは複数のスレッドを用意して、CPUに処理させてゆきます。 2コアのCPUを例にすると、1つのコアあたり1つのスレッドを処理できるCPUを「2コア2スレッド」のCPU、 1つのコアあたり2つのスレッドを処理できるCPUは「2コア4スレッド」のCPUと呼ばれます。 1つのコアで2つのスレッドを処理させることによって、単位時間当たりの処理能力を上げることができる技術なのです。

CPUの処理能力を測りたいときによく使われているフトは「Cinebench R15」というもの。シングルコアとマルチコア両方の、 処理能力を測ることができる、メジャーなソフトです。


グラフの下2つのCPUは、デスクトップパソコン向けのCPUで、処理速度を参考にするために入れた。さまざまなハードウェア環境で行ったベンチマーク結果なので参考までに。ベンチマーク結果は、雑誌、ネットなどの値を使用した。
この記事もオススメ