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性能と価格の万能薬「Core i5-7500」の力

「Core i5-7500」は、とてもいいポジションにいるCPUである。4コア4スレッドのCPUで、値段はi5-7600Kなどより安いながらも、クロックは3.8GHZに達するので、シングルコア性能が高く、アプリからゲームまで幅広く使えるモデルになっている。また、ゲームシーンでは、ディヴィジョンやVRなどCPUに重たいゲームでなければ、グラフィックボードの能力を生かし、GPUの足を引っ張らないCPU、そんな、魅力的な「Core i5-7500」を、すこしばかり見てゆこうと思う。

インテル Core i5-7500というCPU

第7世代のCore i5の中でi5-7500は、ターボブーストで3.8GHzで動作し、「i5-7600(4.1GHz)」と7.9%の違いがある。 4コア4スレッドで3.8GHz動作というのは、cerelon~i7-7700Kまでのラインナップで、「中間より少し上」の立ち位置であることがわかる。

CPU コア/
スレッド
ベースクロック ターボブースト メモリ内蔵GPUTDP
Core i5-7600K 4/4 3.8GHz 4.2GHz DDR4-2400 
DDR3L-1600
HD 630 91W
Core i5-7600 4/4 3.5GHz 4.1GHz DDR4-2400 
DDR3L-1600
HD 630 65W
Core i5-7500 4/4 3.4GHz 3.8GHz DDR4-2400 
DDR3L-1600
HD 630 65W
Core i5-7400 4/4 3.0GHz 3.5GHz DDR4-2400 
DDR3L-1600
HD 630 65W

「Core i5-7500」のポジショニングをCinebench R15で確認する

基本性能をみるために、Cinebench R15ベンチマークの結果を見ると、「Core i5-7400」のようにクロックが低すぎず、性能がなかなかのCPUになっている。フォトショップ、ゲームのなかには、コア数よりもクロックがものを言う処理も多々あるので、3.8GHzのクロック速度が出ることは、大きなアドバンテージとなっている。


Cinebench R15 ベンチマーク シングルコア Cinebench R15 ベンチマーク マルチコア

i5-7500を選ぶ理由の1つ→動画編集に強いから

動画編集につきものの、長いエンコード時間を少しでも短くしたいなら、4コアのCPUで3.8GHzまでクロックの上がるi5-7500が適している。i5-7400はリアル4コアだが、クロックがベースで3.0GHz、ターボブーストで3.5GHzと少し低めである。また、エンコードなど重い処理に重点をおく自作PCを作る場合は、i5-7600やi5-7600Kで、少しでも高速性を求めることも、良い選択だと思う。

GPU性能を無駄にしない「i5-7500」

下のグラフは、i5-7500にさまざまなグラフィックボード組み合わせて、描画速度を見るためのベンチマークである。有名な3DMark FireStrikeベンチマークを使用している。解像度は1920×1080で、特徴は、CPU負荷が低~中程度の負荷がかかるテストである。注目する点は、Geforce GTX 1060で、i5-7500とi5-7600Kのスコアに差がほとんどなくなる点で、i5-7500で十分ということを示している。しかし、Geforce GTX 1070以上のGPUでは、CPUの処理能力の向上とともに、ファイアストライクのスコアがどんどん伸びてゆく。

3DMark FireStrike ベンチマーク GPU-CPU

このテストの意味するところは、CPUに中負荷のかかるゲームをするとき、どのCPUを選べばよいのか教えてくれることである。このファイアストライクテスト(ノーマル)よりも、CPU負荷が重い「ディビジョン」などのタイトルをプレイするときは、これ以上のCPUが必要になり、「FF」などのCPU負荷の軽いゲームでは、これ以下のCPUで良いので、各ゲームのベンチマークチェックをおすすめする。

Core i5-7500 などの価格

価格は、i5-7600よりも数千円ほど安く、自作PCのコストをかなり抑えられる。i5-7400との価格差はわずかで、それならば、i5-7500を選択したほうが良いだろうという気持ちにさせてくれる(価格はツクモ、ドスパラ調べで、安いほうを表示しています。また、週に1,2回は更新しています)。


自作PCの「中クラス良CPU」

数年前に「i7-4770K」というフラッグシップCPUがあり、i5-7500はマルチコア性能で15%の差まで迫っている。なんと、シングルコアでは14.8%上を「i5-7500」が平然と歩いています。技術の進歩は早いもので、i7-4770K世代は、そろそろ買い替え時期に入っているのかもしれません。ここでは、性能良で価格はリーズナブルな「Core i5-7500」の魅力をお伝えしてきました。Pentium、i3よりも、さらに性能がほしいときには、このCPUが、自作PCを立派に支えてくれることと思う。

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