1. トップ >
  2. 特集・コラム >
  3. パソコンコラム >
  4. 楽天アンリミットでどれだけ得するのか検証する レビュー 楽天モバイル

楽天アンリミットでどれだけ得するのか検証する レビュー 楽天モバイル


楽天アンリミットとは

楽天アンリミット(Rakuten UN-LIMIT)は楽天モバイルが提供する、月額2980円でデータ通信・国内通話が使い放題のサービスだ。今は月額が1年間無料、解約料無しのキャンペーンの真っ最中。3大キャリアで高い月額を支払っていた人には信じられない安さで、たった2980円で使い放題になるのだ。楽天回線の対応エリアは、3大キャリアには及ばないが、凄いスピードで拡大中で、昨日のエリア外は、今日の対応エリアになっていたりする。

もし、楽天回線のエリア外で使っても、パートナー回線のau回線を利用した通信になり、使い放題ではないがネットや通話が可能なので安心である。

スマホでネットをするときは、楽天回線かパートナー回線のどちらかに自動的に接続されていて、楽天回線のときは、データ通信が使い放題。パートナー回線のときは月5GBまでの通信が可能である。楽天回線が使えなくても5GBも使えるのだから、それだけでもお得である。ユーザーが回線を自由に選んで使うことはできず、エリアや混雑状況で自動的に回線が選択されている。


アプリ「my 楽天モバイル」で、今どちらの回線を使用しているか確認。だが最近は表示されなくなった

一方、通話は楽天のアプリ「Rakuten Link」を使用すると国内は話し放題で、通常の電話アプリを使ったパートナー回線の通話は、30秒ごとに20円の料金がかかる。

機種選びとプランはこんな感じ

楽天アンリミットを使うには、まず、使っているスマホが楽天アンリミットに対応している機種か調べることから始める。楽天モバイルのウェブサイトでは対応機種(対応製品一覧)が確認できるので、自分のスマホが対応機種なら、楽天モバイルのホームページから契約をするだけで、後日、送られてくるSIMカードを、スマホに入れるだけで利用可能になる。


対応していない機種の場合は、楽天回線に対応のシムフリースマホを購入するか、契約と同時にスマホ本体を購入する。

現在のキャンペーンは、スマホ購入で、楽天ポイントが最大26300ポイント還元されるキャンペーンをやっているので、利用すると格安で購入できる。

プランは通常、月額2980円のプランだけだが、今は、月額が1年間無料に加え、解約料も無料なので、機種代金やMNP料金を考えなければ、とりあえず契約しておいて損はない状況になっている。1年間無料キャンペーンは300万名に達した時点で終わりとなる。

公式サイト:Rakuten UN-LIMIT

速度と使用感

楽天回線の通信速度。ここでは筆者の都市の速度をお伝えする。首都圏や他の都市では異なる速度になるので、設備増強により通信状況がどのように変化していくのか、その経過をお伝えしたい。使用した楽天のアプリ「my 楽天モバイル」で測定した結果である。

9月後半の使用感

自宅とその近辺のダウンロード速度は、最高で20.9Mbps、最低で7.0Mbpsであった。平日の昼で10Mpbs前後なので、日常の使い方では特に困らない速度である。You Tubeやネットフリックスなど、動画系も鑑賞できる速度だと思う。このくらいの速度は、遅めのMVNOでよく見かける速度である。


自宅近辺で測定した中で、左が最高値、右が最低値。ともに楽天回線の速度

ただ、通信速度は出るものの、たまにネットに接続できなくなることがある。パートナー回線にも切り替わらず、仕方ないので数分間待っていると再びネットができるようになる。やはり、サービス拡大中であり、このあたりが楽天アンリミットの課題なのだろう。

少し期間が経てば、設備の改善、増強でこのようなことが起こらなくなるのかもしれない。早く改善されて欲しいが、1年間無料なのでもうしばらくは待つことができそうである。

結局、筆者としては、接続が途絶えることはたまにあるが、ウェブ閲覧から動画視聴まで、使える割合が高いので、アンリミットの恩恵を大いに受けていると思う。

10月6日~10月19日

アンリミットが進歩してきていることを実感できる期間であった。パートナー回線に切り替わることが少なく、ほとんどの通信が楽天回線になっている。

人が多い繁華街(中心の駅から約1km)の平日夕方5時頃で、下りが12Mbps上りが11Mbpsと上々の速度。

自宅付近では下りが10Mbps前後で、混雑時には6Mbpsまで落ちるが、15Mbps以上をキープすることが珍しくなくなっている。先月はネットの最中に突然、数分間使えなくなることが多かったが、近頃それがほとんどなく使いやすい。やはり楽天モバイルの設備の拡充を待ってみるもので、数週間のうちに急速に進んでいるようだ。

今回はデータ通信を使うことが多く、12GB以上を一日に使うことがあり、使い放題をフル活用したのであった。

他のスマホのアクセスポイントにする

楽天アンリミットは、もちろんテザリングもやり放題である。出先でノートパソコンをスマホ経由でネットに接続、使い放題になる。しかし、楽天アンリミットにはもう一つの強力な使い方がある。キャリアスマホのデータ通信量は有限だが、楽天アンリミットのスマホ経由でネットに繋ぐと、データ通信量を消耗せずネット接続ができる。キャリアのスマホのデータ通信プランは高いが、テザリングの手間をかけるだけで、通信量を消費せずにネットが使えるのである。

関連記事: 楽天アンリミットでテザリング 速度制限までの通信量は?


テザリングの設定は簡単。[設定]-[ネットワークとインターネット]で設定

動画見放題 もはやギガを気にせず使う

外出先で動画見放題サービスやYou Tubeを見るとギガ単位の通信量を軽く消費してしまう。これまで、キャリアの使い放題プランではない人は、動画を自宅のWi-Fiでダウンロードしておき視聴していた。しかし、データ通信し放題の楽天アンリミットなら外出時でもストリーミングで直接視聴できる。エリアによっては速度確保の課題はあるが、動画視聴は期待が広がる分野である。

5Gへの対応は?

楽天モバイルは2020年9月30日より5Gサービスを開始。これまで楽天アンリミット(Rakuten UN-LIMIT)を利用していたユーザーは自動的に5G(Rakuten UN-LIMIT Ⅴ)も使い放題になる。移行後も今まで通り4Gは利用でき、5Gの追加料金は発生しない。

5Gへの自動アップグレードは、2020年10月12日から順次開始されるが、すぐに5Gを利用したいユーザーは、アプリ「my楽天モバイル」から先行アップグレードの手続きをすることで5Gを利用できる。


「my 楽天モバイル」から先行アップグレード可能

利用可能エリアは、北海道、埼玉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県。対応エリアの詳細は楽天モバイルのウェブサイトで確認できる。

結論と展望

スマホでYou Tubeの動画を観たり、音楽聴き放題でお気に入りのプレイリストで音楽を聴くことが多いと思うが、外出先ではデータの通信量をいかに節約して、通信プランの上限を超えないように腐心しなければならなかった。3大キャリアの通信プランが高すぎたために、ギガが足りなかったのだ。楽天アンリミットは、対応エリアや通信速度は現在進行形で拡大中だが、この壁を打ち砕くものになるだろう。

楽天アンリミットは現在、1年間の月額無料キャンペーン中である。そのため、キャリアとの契約は残しながら、とりあえず楽天アンリミットの使用感を確かめてみるのも理にかなっていると思う。

この記事もオススメ