最近よく耳にするようになった「eSIM」という言葉。今まで、スマホに契約情報を設定するには、四角い「物理SIM」をスマホに差し込んでいました。しかし、「eSIM」では物理的な差し込みは行わず、契約情報をスマホ内に書き込んで利用する新しい形態です。
この記事では、楽天モバイルのeSIMの設定方法を学んでいきます。eSIMを他のスマホに移行する方法と、物理SIMをeSIM化する方法を解説しています。
すでに楽天モバイルでeSIMを利用しているとき、eSIMを他のスマホに移すときの解説です。設定時にeSIMをネットからダウンロードするので、Wi-Fiの接続できる場所で手続きを行います。
eSIMを移すには、スマホのアプリ「my 楽天モバイル」から申込みを行います。また、楽天モバイルのウェブサイトからも手続きが可能です。
スマホアプリの「my 楽天モバイル」を起動します。
画面下にある[契約プラン]をタップし、[各種手続き]から申込む
[SIM交換]をタップ
[その他]か[再度ダウンロード]のどちらでも可能
申込み後は、移行前のスマホでQRコードを表示し、移行後のスマホでそのQRコードの読み取りを行います。
申込み後はモバイル通信が使用できなくなるので、スマホのWi-Fiをオンにします。次に、楽天モバイルのウェブサイトにログインします。ウェブブラウザかアプリ「my 楽天モバイル」からログイン可能です。ログイン後に申込番号をタップします。
楽天モバイルのウェブサイト。申込番号をタップする
「開通手続きをする」をタップしてQRコードを表示します。
下の写真では、移行前のスマホでQRコードを表示しています。
このQRコードを移行先のスマホで読み取ります。これとは別のスマホ(移行先のスマホ)ですることは、アンドロイドの場合では[設定]-[ネットワークとインターネット]-[モバイルネットワーク]で、[追加]や[+]をタップしてQRコードの読み取りモードを起動してQRコードを読み取ります。SIMのプロファイルがダウンロードされて、設定は自動的に完了します。
今回設定したeSIMに加えて、物理シムと合わせてデュアルSIMで使うときは、どちらのSIMでデータ通信を行うか設定しなければならないので、データ通信は楽天アンリを使うように設定しておきます。[設定]-[ネットワークとインターネット]から楽天モバイルのeSIMをタップし「モバイルデータ」をオンにします。「通話」や「SMS」も使い方に合わせてオンにしておきます。
eSIMの[Rakuten]をタップする(eSIM名をRakutenにした)
楽天アンリミットのデータ通信を使うため「モバイルデータ」をオンにする
物理SIMで楽天アンリミットを使っていて、何らかの理由でeSIMに変更する時の手続きです。eSIMに対応したスマホと、Wi-Fi環境が必須です。
アプリの「my 楽天モバイル」を起動して手続きを行います。
画面下にある[契約プラン]をタップし、[各種手続き]から申込む
[SIM交換]をタップ
[その他]と[eSIM]を選択
申込みを確定する
申込みを確定後はモバイル通信が使えないので、eSIMのダウンロード用にWi-Fi通信をオンにします。
ホーム画面で申込番号をタップ
「開通手続きをする」をタップするとeSIMへの変更が完了