安いパソコンが欲しい時、でも使い物にならないのは嫌、という人のため「使える格安パソコン」をまとめてみました。
できるだけコストを抑えたパソコンを買うときのポイントを記事の後半 格安パソコンを選ぶときのポイントに載せています。
CPU | Ryzen 3 3200U (2コア) |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB |
液晶 | 14型 IPS |
GPU | AMD Radeon Vega 3(内蔵型) |
HPの14インチでフルHD対応のノートパソコン。基本用途には十分なスペックで低価格を実現しています。プロセッサは「AMD Ryzen 3」の2コアCPUで、基本的な処理能力は高く、ビジネス、ネットなどの用途では問題ない性能を持っています。ストレージはSSDを256GB、ウィンドウズの起動やアプリの動作がHDDよりも圧倒的です。必要な人のために「SSD 128GB + HDD 1TB」のデュアルストレージ構成も選択できます。
このPCは14インチノートなので、本体の重さは1.53kgと軽く、自宅内の移動に扱いやすい重さです。外に気軽に持ち運びできる重さではありませんが、15.6型よりも軽く、13.3型よりも画面が大きく作業しやすいのが特徴です。
CPU | Ryzen 3 3300U (4コア) |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB |
液晶 | 13.3型 フルHD対応 |
GPU | AMD Radeon Vega 6(内蔵型) |
低価格でAMDの4コアプロセッサを搭載する2in1ノートパソコン。ディスプレイは13.3型で、重量は約1.28kg。2in1ノートはディスプレイ部の回転で変形でき、タブレットモード、テントモードなど用途にあった使い方ができます。搭載するCPU「AMD Ryzen 3 3300U」は4コアのプロセッサで、動画編集まで対応できる処理能力を持っています。
このパソコンはモバイルノートのカテゴリに入りますが、重量は約1.28kgと少し重くなっています。しかし、2in1、4コアのCPU、SSD、フルHD対応、指紋センサー搭載と、欲しいものはすべて詰まっていて、納得できる点も多いのがこの「ENVY x360 13」です。
CPU | Core i3-8130U (2コア4スレッド) |
メモリ | 8GB |
HDD | 1TB |
液晶 | 15.6型 HD対応 |
ディスプレイのサイズは15.6型、解像度はHDまで対応のコスト削減型のノートパソコンです。CPUはターボブースト搭載のCore i3なので、通常時の処理能力は確保しています。ストレージはSSDが選択可能ですが、ハードディスクを選ぶと低価格で購入できます。しかし、ハードディスクは低速なので、コストを最重視する場合、この点を受け入れられるか考えましょう。
dynabookには実用ソフトが付いてきます。はがき作成ソフトの「筆ぐるめ 26 for dynabook」、動画編集ソフトの「PowerDirector 16 for dynabook」、フォトレタッチソフトの「PhotoDirector 8 for dynabook」など付属します。これらのソフトは単体では高価なので、使いたいソフトがある場合は、その分コストを抑えることができます。
CPU | Ryzen 3 3200U (2コア) |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB |
液晶 | 15型 フルHD非光沢 |
GPU | AMD Radeon Vega 3(内蔵型) |
SSDを搭載したHPの廉価ノートで、CPUは2コア4スレッドのRyzen 3、SSDは256GBの容量、ディスプレイはフルHD対応の15型です。スペック的に日常作業はスムーズな格安PCです。ただし、ディスプレイパネルの種類はIPSパネルとは書いていませんでした。本体重量は2.0kg、ディスプレイの縁は狭額縁ではないので横幅は37.7センチあります。
USBコネクタは、USB 3.1 Type-Aを2つ、USB 2.0を1つ搭載。Type-Cコネクタは非搭載です。SDカードスロットやBluetoothも標準で搭載しています。
低価格を実現するために、AMDの4コアCPUを搭載するモデル。処理能力に優れているため、普段使うには十分なパワーがある。内蔵グラフィックスの性能も良く、ライト級の3Dゲームなどを楽しめる。格安PCでもSSDを256GB搭載しているのも魅力。尚、下位モデルには、CPUにAMD E2-9000e を搭載したモデルがあるが、処理能力の点からおすすめできない。
ディスプレイはきちんとフルHDに対応、光学ドライブは搭載しているものの、DVD-RAM非対応である。
本体には、織物調の加工が施されているので、手触りが良く、持ちやすくなっている。この価格帯でファブリック調は珍しい。キーボードは、キー同士の間隔が18.7mm、押下げ幅は1.5mmと標準的である。
処理能力に優れた8世代のコアi3とSSD 128GBを搭載するモバイルノート。重量は1.25kgほどで特に軽いわけでもない。コストは落としていても、ディスプレイはフルHD対応を採用しているは評価できる。また、指紋センサー付きなので、ウィンドウズのサインインやロック解除を指紋でできるようになっている。本体色はゴールドとローズゴールドの2色から選べる。
(ディスプレイは別売、ワイヤレスキーボード、マウスはオプション)
コンパクトさを追求、実現させたデスクトップPCの「ESPRIMO WD1/C2」。横幅は5.4センチほどで、奥行き、高さは19センチ以内に収まって、省スペースに優れたパソコンである(設置台なしの場合)。スペースを取らないデスクトップにこだわりたい方におすすめ。本体写真を見ていると、何かしらの魅力を感じるデザインである。
実用ソフトが充実していて、年賀状ソフトやフォトレタッチソフトがインストールされてくる。それを考えると価格は安く設定されていると思う。さらに、3年保証が標準で付いくるので、いざというときも安心である。
CPUは3種類から選択できる。ビジネスアプリ、ネット、写真加工向きの廉価な2コアCPUのCeleron G4900T。動画編集もそこそこやりたいという方や普段使うアプリを快適に動かしたい方は、4コアのコアi3以上の選択を。
ストレージは、ウィンドウズを快適に動かしたい場合はSSDを選択し、コストをなるべく抑えたいときにはハードディスクを選択。ハードディスクとSSDを両方搭載したデュアルストレージもカスタマイズが可能になっている。デュアルストレージの利点は、ウィンドウズやアプリはSSDにインストールし、写真や動画などの大きなデータはハードディスクに保存することで、高速性と保存容量の両立を図ることができる。
ディスプレイ一体型のデスクトップPCをこの価格を実現。CPUは4コアのi3-8100Tで、このCPUの性能は、CINEBENCH R15 ではシングルコアが132、マルチコアが530なので、普段使うアプリから動画編集まで十分使えるパワーを持っている(ベンチマークは実測値ではありませんが、性能比較の参考に)。ストレージはハードディスクのみしか選択できず、SSDの選択もできてほしかった。
ディスプレイは21.5インチでIPS液晶パネルを搭載し、見る角度があっても見やすいのが特徴である。解像度はフルHDまで対応して、さらにタッチパネルも付いている。
ミドルクラスの性能、ディスプレイ付きで格安感のあるモデルである。
AMDの2コアCPUと、SSDとハードディスクの2台搭載したデュアルドライブモデルである。コストダウンのために120GBのSSDを選択したが、512GBまでのSSDを選択できるので、容量の大きいアプリやデータを保存したい場合は、容量の大きなSSDを選択しよう。
CPUの性能は、CINEBENCH R15でシングルコア125、マルチコア357で、ビジネスアプリ、ネット、写真加工向きである。(ベンチマークは実測値ではありませんが、性能比較の参考に)
光学ドライブは標準で非搭載でオプションで選択可能になっている。
フォトレタッチソフトの「PhotoDirector 8 東芝版」、年賀状やはがきの作成用の「筆ぐるめ25」、動画編集ソフトで有名な「PowerDirector 15 東芝版」が付属します。個々に買うよりもお得になり、フリーソフトを使うよりも強力な機能です。
搭載されているCPUの処理能力の差でパソコンの価格は大きく変化します。格安でパソコンを購入したいからと言って、一番安い機種を選ぶと処理能力が低く、作業効率の低下やストレスのたまる原因となります。この記事では、ビジネス系の処理をこなせる機種を最低ラインにして選択しています。
ストレージには、SSDとハードディスクがあり、ハードディスクは低価格で容量が大きくコスパが良いのが特徴。SSDはハードディスクより高速で、ウィンドウズの起動やアプリの動作が速く、ハードディスクのようなモタモタ感がなくなります。SSDは容量が少なく、写真や動画を沢山保存する場合には容量不足になり、ハードディスクをセカンドドライブとしてデータの保存をします。
格安のノートパソコンを選ぶときに気を付けたいのはディスプレイ解像度。現在標準的なのはフルHDと言われる1920×1080の解像度です。中にはコストを落とすためにHD解像度1366×768の液晶パネルを使用している場合もあります。また、液晶パネルの質自体も低い機種もあるので、実機のレビューや店頭などでチェックします。
オフィスやネットだけならメモリは4GBで問題ありません。ブラウザで多くのタブを開いたり、動画や画像を同時にいくつも開くなら、容量は8GB以上が無難です。
格安なノートパソコンの場合、キーボードを打った時に底面がたわんだり、全体的な作りが弱いといった機種があるので、こちらもレビューや店頭で確認しましょう。ただ、コストダウンのために致し方ない面もあります。なかなか難しいかもしれませんが、本体内部にある冷却ファンの音もできればチェックします。