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最新おすすめノートパソコン 2021(軽量持ち運び モダンPC)

現在発売中のノートパソコンを一挙に紹介します。ここでは、量販店で買える量販店モデルよりも、価格やパーツ構成の自由度が高い、メーカー直販モデルを中心に載せています。最近のモダンPCの解説も後半にあります。


ノートPCのディスプレイサイズと重さ

ノートPCは、持ち運び可能な軽いノートPCと、自宅やオフィスで使用するノートPCがあります。持ち運び用は12~13.3インチでおおむね1.2キログラム未満ですが、軽量化された1キログラム未満の製品のほうが軽くて持ち運び易いです。自宅、オフィスで使用する15.6インチノートは、モバイルノートより広いディスプレイで作業がしやいのが特徴で、重さは1.5~2.0キログラムほど。自宅用のノートでは、14インチや16インチ以上のノートなどのバリエーションも増えました。

軽量パソコンとメーカー

モバイルノートは軽量化が進んでおり、900グラム以下の製品が多くラインナップされています。例えば、富士通の世界最軽量モデルは634グラム、NECのモバイルノートで842グラムなどです。持ち運び用のノートには1.2キログラム級のPCもあります。このクラスは、持ち運びは出来るけれども、重量感があり、軽量で持ち運び易さをを求めるなら、1キログラム未満の製品を選びます。軽量ノートPCが得意なのは富士通、NEC、Dynabookの3メーカーです。

ディスプレイの解像度と質

ノートパソコンを選ぶときに気を付けたいのはディスプレイの解像度と質。現在はフルHDと言われる1920×1080の解像度のパネルがよく搭載されています。中にはコストを落とすためにHD解像度1366×768の液晶パネルを使用している場合もあります。液晶パネルはコストダウンのために、色調や色域といった質自体が低い機種があるので、実機のレビューや店頭などでチェックしましょう。

ストレージはSSD 256GB以上が標準

ストレージ(ドライブ)は、ハードディスクよりも高速なSSDが搭載されています。ハードディスクのようなモタモタ感が大幅に解消されており、ウィンドウズの起動、ファイルのコピー、アプリの起動などに、多大な恩恵をもたらします。SSDを搭載するノートPCは高速でストレスが少ないためモダンPCとも呼ばれています。

現行のSSDの搭載容量ですが256GB~512GBが標準です。SSDは高価なので搭載容量が少ないのがデメリットで、ビジネス系の用途なら128GB~256GBで足りますが、デジカメ、スマホの写真、動画を保存するには少なすぎます。カスタマイズで512GB以上を選択すると費用が結構かかりので、13.3インチクラスのモバイルノートなら外付けハードディスクを2TB~4TB用意して対処するのも1つの手立てです。

自宅メインで使用する15.6インチノートは、この容量不足を解消するために、SSDに加えてハードディスクを内蔵するモデルがあり、デュアルストレージ搭載ノートと呼ばれます。

メモリの容量

オフィスやネットだけならメモリは4GBで問題ありません。ブラウザで多くのタブを開いたり、動画や画像を同時にいくつも開くなら、容量は8GB以上が無難です。現在は8GBが標準です。

指紋認証や顔認証

ウィンドウズをスリープやロックから復帰するとき、パスワードをいちいち打つのが煩わしいですが、指紋センサー搭載のパソコンは、パスワードの代わりに指紋でサインインでき、センサーに指をタッチするだけの手軽さです。スマホでもおなじみの顔認証を搭載するノートPCは、顔でサインインすることが可能です。



◇持ち運び用◇13.3型◇ダイレクトモデル
現在価格

富士通 LIFEBOOK WU-X/E3

2020年10月発売
 

携帯型ノートパソコンで軽量化の最先端を走る富士通ですが、今年も世界最軽量の約634グラムのモバイルノートを発売しました。スペック面でも、シーリズ初となるインテルの11世代目のプロセッサや指紋認証を採用して、性能と使いやすさを向上させています。

「LIFEBOOK WU-X/E3」の特徴

ディスプレイサイズが13.3型で約634gの世界最軽量モデルは、前モデルの約698gから約64gほど軽くなりました。これは驚異的な軽さで、1kg前後の持ち運び用ノートPCが数ある中、500mlのペットボトルから数えたほうが早い重さで、超軽量の印象を受けます。また、本体の重さのみならずサイズも小型化されており、前モデルより奥行きが1.5センチ小さくなって、19.7センチとなりました。今はテレワークの機会も増えて働き方が多様化しましたが、小型軽量化のPCがあると携帯と移動が手軽で、一層PCの活用ができるでしょう。

採用のパーツは、11世代目のインテルのプロセッサ「Core i5/ i7」と高速なNVMeのSSDを搭載するノートPCです。顔認証は非搭載ですが指紋センサーが搭載されています。電源ボタンと共用タイプの指紋センサーで、マスクをした状態でも認証できるようになりました。

テレワークに便利な機能

最近は、テレワークでのミーティングやスカイプを使用した会話の機会が増えましたが、相手の話し声が何かと聞き取りにくいことがあると思います。このPCに採用された「Dirac Audio」のボイスモードは、リアルタイムの音の補正と、母音の強調による明瞭化で声を聞き取りやすくします。さらに、ノイズキャンセリング機能付のマイクや、プライバシーシャッター付のカメラなど、この時代に必要とされる機能を搭載しています。

スペック表

富士通 LIFEBOOK WU-X/E3 (一例)
CPUCore i5-1135G7 (4コア8スレッド 最大4.2GHz)
メモリ8GB
ストレージSSD 256GB
液晶13.3インチ(16:9) IGZO フルHD対応 非光沢
重さ約634g
サイズ307(W) × 197(D) × 15.5(H)mm
バッテリー25Wh 約11時間(JEITA 2.0)
認証機能指紋認証
保証期間3年間
その他○USB3.2(Gen2) Type-C ×1,USB3.2(Gen1) Type-A ×2
価格

付属ソフトウェアと標準3年保証

富士通製のノートパソコンは、利用頻度の高いソフトウェアのプリインストールや標準で3年間保証の付属が特徴です。ソフトウェアとしては「筆ぐるめ27」「PaintShop Pro 2020 SE」「PowerDirector 16 for FUJITSU」「ATOK for Windows」「Dirac Audio」などが付属します。

カスタマイズのポイント

重さが約634gの世界最軽量モデル(WU-X/E3)と、重さが約736gから約865gの軽量モデル(WU2/E3)があります。軽量モデルはバッテリーの容量が選択可能で、容量が25Whでは約11時間、50Whでは約22.5時間の駆動時間になります。パソコンを長時間使ったり、重い処理をするなら50Whを選択します。

〇低価格重視

Core i3-1115G4 + メモリ 8GB + SSD 256GB + 25Wh

2コアのCPUは普段使うオフィスアプリ、ネット、写真加工には十分な処理速度です。容量256GBのSSDはアプリや写真データを保存するには少なめの容量です。そのときは512GB以上の選択をおすすめします。

〇軽さ重視

Core i5-1135G7 + メモリ 8GB + SSD 256GB + 25Wh

約634gで余裕の携帯が可能な世界最軽量モデルです。コアが4つのCore i5の処理能力なら、通常の使用で困ることはないでしょう。SSDは各人の使用方法が異なるため、それに合わせての容量を選択します。バッテリーは25Whのみを選択可能です。

〇4コア+SSD+ロングバッテリー

Core i5-1135G7 + メモリ 8GB + SSD 512GB + 50Wh

バッテリーの容量を50Whにして長時間の駆動時間を確保。スペックは標準的なパワーのCPUとSSDの容量を選択したモデル。

〇動画編集にも頼りになるスペック

Core i7-1165G7 + メモリ 16GB + SSD 1TB + 50Wh

カスタマイズが可能なCPUで最も処理能力のあるCore i7を選択。動画のエンコードやRAWの現像に頼りになるスペックです。

カラーリング

ピクトブラック ガーネットレッド アーバンホワイト
ピクトブラック
ガーネットレッド
アーバンホワイト

富士通 LIFEBOOK WU-X/E3

◇持ち運び用◇13.3型◇ダイレクトモデル
現在価格

NEC LAVIE Direct PM (2020年夏モデル)

2020年6月発売
 

NECの主力モバイルノート「Pro Mobile」シリーズの2020年モデル。前モデルとの違いは、第10世代目のインテルプロセッサを搭載したこと、5G対応のSIMカードスロットへの対応ですが、特に、のぞき込み防止、離席時の自動ロックといったプライバシーを高度に守る機能が充実。単なるハードウェアのグレードアップにとどまらず、時代を見据えた新機能を搭載しました。

プライバシーを守る4つの優れた機能

現在は、在宅ワーク、不特定多数の他人の視線がある場所など、パソコンがあれば場所を選ばずに仕事するシーンが増えています。「NEC LAVIE Direct PM」には、4つのプライバシーを保護する機能が搭載されています。主に内蔵カメラと連動してPCディスプレイを見られないようにする機能です。

「スマートロック」は使用者の離席を自動的に検知して画面ロックを行う機能。「スマートディスプレイ」は、サブディスプレイを使用時に使用者が見ていないディスプレイをぼかす機能です。

「プライバシーガード」は、他人の視線を検知すると、自動的にのぞき込み防止機能が起動。プライバシーフィルタ搭載モデルでは、自動的にフィルタがオンになり視認範囲が縮小、非搭載モデルではぼかしが行われ、情報の流出を防ぎます。

「プライバシーアラート」は、他人の視線を検知すると、画面上に警告表示で教えてくれる機能です。

モバイル性能

ディスプレイサイズは13.3インチ、横幅30.7センチのモバイルノートで、プライバシーガード搭載モデルは、重さ約965gでバッテリーは約20時間。プライバシーガード非搭載モデルでは、約842gで約15時間のバッテリー駆動時間です。認証機能は、顔認証機能が搭載されています。

今モデルから、キーボードにはシリンドリカル構造を採用、キートップが窪み、指にフィットして打ちやすさを向上させています。

スペック表

NEC LAVIE Direct PM
CPUCore i5-10210U (4コア8スレッド 1.6GHz/4.2GHz)
メモリ8GB
ストレージSSD 256GB(NVMe対応)
液晶13.3インチ(16:9) IPS フルHD対応
重さ約842g (プライバシーガード非搭載)
サイズ307.2(W) × 216(D) × 16.5(H)mm
バッテリー約15時間(JEITA 2.0)
形態タッチパネルなし、プライバシーガード非搭載
認証機能顔認証
保証期間1年間
その他○USB 3.1 Type-C ×1,USB 3.0 Type-C ×1, USB 3.1 Type-A ×1○Bluetooth v5,Wi-Fi6○microSDカードスロット, HDMI
価格

カスタマイズのポイント

CPUは第10世代で2種類

「Core i5-10210U」と「Core i7-10510U」、どちらも4コアで8スレッドのCPUです。ビジネスアプリ、ネットから、動画編集(高精細、長時間動画を除く)まで広く処理可能な性能を持っています。

プライバシーガードを付けるかどうか

のぞき込みの防止を重視する場合に選択します。プライバシーフィルタ内蔵の液晶になるので、価格は少し上がります。

SSDは512GB以上もお手頃

ここ数年、SSDは256GBが標準的な容量でしたが、NEC DirectではSSDの低価格化に合わせて、512GB~1TBでも選択しやすい価格に設定され、容量アップしやすくなっています。

LTE、5G対応のSIMスロットでモバイル可能

オプションながら、SIMフリースロットを搭載できる数少ないノートPCの「NEC LAVIE Direct PM」。SIMフリーを使用して、モバイル時に、Wi-Fiスポット、テザリングに頼らずにネットが使用できます。5G対応SIMスロットは、プライバシーガード搭載の最上位モデルでのみ選択可能、2020年の秋に対応予定です。その他のモデルでは、5GではなくLTE対応のSIMスロットになります。

カラーリング

クラシックボルドー フレアゴールド ネイビーブルー メテオグレー
クラシックボルドー
フレアゴールド
ネイビーブルー
メテオグレー

NEC LAVIE Direct PM (2020年夏モデル)

◇持ち運び用◇13.3型◇ダイレクトモデル
現在価格

Dynabook GZ/HP (2020年秋冬モデル)

2020年11月発売
 

約888gの軽量な13.3インチのモバイルノート「Dynabook GZ/HP」です。24時間の長時間駆動するバッテリーを搭載してこの軽さを実現しています。ハード面では、今回のモデルからインテルの11世代目のプロセッサを搭載、メインストレージのSSDは256GBから1TBまで選択可能です。

「Dynabook GZ/HP」の特徴

「Dynabook GZ/HP」のディスプレイの開閉では、通常のノートとしては珍しくディスプレイ部を180度までオープン可能です。相手がディスプレイを確認できるように、キー操作で表示を回転させて表示できます。認証機能としては顔認証を搭載しており指紋認証は非搭載です。

ディスプレイはフルHD対応の非光沢タイプで、高精細で広視野角のIGZOパネルが採用されています。

Dynabookの冷却システム

搭載するCPUは11世代目のインテル製で、内蔵グラフィックス性能は改良されており、10世代目(i3-1115G4を除く)よりも大幅にアップしています。

この11世代目のCPUは、消費電力アップとクロックアップによる高速処理が可能ですが、高速動作時には熱が発生するため、ノートパソコンの冷却性能が間に合わなければ性能を引き出すことはできません。Dynabookは独自のテクノロジーによって、効率よく冷却するシステムに設計されているため、CPUとGPU(グラフィックス)を高速に安定動作させることが可能になっています。

スペック表

Dynabook GZ/HP
CPUCore i5-1135G7 (4コア8スレッド 2.4GHz/4.2GHz)
メモリ8GB
ストレージSSD 512GB
液晶13.3インチ(16:9) フルHD対応 非光沢
サイズ306(W) × 210(D) × 17.9(H)mm
約888g
バッテリー約24時間(JEITA 2.0)
認証機能顔認証
その他USB 3.1(Gen1) ×2
Thunderbolt4(USB4 Type-C) ×2
microSDスロット
価格

カスタマイズのポイント

CPUは3種類あり、i3は2コア、i5とi7は4コアのCPUです。SSDの容量は256GB、512GB、1TBの3つから選択できます。メモリは8GB、16GBから選択できます。

Dynabookは、動画編集ソフト「CyberLink PowerDirector 16 for dynabook」、フォト編集ソフトの「CyberLink PhotoDirector 8 for dynabook」のほか、「筆ぐるめ 27 for dynabook」など多数のソフトが付属するので、パソコンが届いたその日から実用ソフトを使って作業ができます。

〇2コアで低価格重視

Core i3-1115G4 + メモリ 8GB + SSD 256GB

CPUに2コアのi3を選択。ビジネス系アプリ、ネットなど日常作業は余裕の性能です。軽めの動画編集も可能です。

〇4コア+SSD 標準的な構成

Core i5-1135G7 + メモリ 8GB + SSD 512GB

CPUを標準的な4コアのi5、SSDの容量は512GBにして保存容量を確保しています。大きなアプリ、写真、動画を保存しないときは256GBでも可です。

カラー

オニキスブルー パールホワイト
オニキスブルー
パールホワイト

Dynabook GZ/HP

◇持ち運び用◇13.3型◇ダイレクトモデル
現在価格

HP ENVY x360 13 (2020年モデル)

2020年6月発売
 

「HP ENVY x360 13」は、13.3型の持ち運びできるノートPCです。タッチパネル付きの2in1タイプのノートPCで、360度回転できるディスプレイを用途に合わせて使用したり、ペンでの手書きも可能です(ペンは別売)。重量は1.25kgで、ディスプレイの解像度はフルHDに対応するIPSパネルを使用しています。

高性能「Ryzen」プロセッサで快適

「HP ENVY x360 13」には、インテルより低コストのAMDのプロセッサ「Ryzen」が搭載されています。しかし、近年のAMDプロセッサは飛躍的に進化し、Ryzen4000シリーズでは、インテル系(第10世代)を凌駕するパワーを持っています。そのため、インテルのCPUに慣れ親しんだ方でも、決して劣らぬ処理能力を実感できるでしょう。

搭載のRyzen5は、6コアで6スレッドのCPU、日常的な作業には余裕すぎる処理能力です。ランク下のRyzen3でも4コア4スレッドと、ビジネス、ネット、ウィンドウズは快適で、軽めの動画編集にも使える性能です。

SSD搭載による高速動作

SSDの容量は、256GBか512GBを搭載したモデルから選べます。多量の写真や大きなアプリを入れるなら、512GBがおすすめです。SSDは大きなファイルの読み書きも速いNVMeタイプです。

指紋センサー搭載

指紋認証は、指のタッチだけでウィンドウズのログインを可能にする機能です。

USBの種類とコネクタ数は、10Gbps対応のType-Cが1つ、5Gbps対応のType-Aが2つ搭載されています。どちらも電源オフ時の充電機能付き。

スペック表

HP ENVY x360 13 (2020)
CPURyzen 5 4500U (6コア6スレッド 2.3GHz/4.0GHz)
メモリ8GB
ストレージSSD 256GB(NVMe)
液晶13.3インチ(16:9) IPS フルHD対応
重さ約1.25kg
サイズ306(W) × 194(D) × 15.5-16.5(H)mm
バッテリー最大17時間(MobileMark® 2014)
形態コンバーチブル2in1 (タッチパネル付)
認証機能指紋認証
保証期間1年間
その他○USB Type-C 10Gbps ×1,USB Type-A 5Gbps ×2○Bluetooth v5,Wi-Fi6○microSDカードスロット, HDMI
価格

ラインナップ

「HP ENVY x360 13」は、CPUのグレードとSSDの容量の違いでモデルが異なります。 Ryzen7搭載のパフォーマンスモデルでは、16GBのメモリが搭載されています。

カラーリング

ナイトフォールブラック
ナイトフォールブラック

HP ENVY x360 13 (2020モデル)

◇持ち運び用◇13.3型◇ダイレクトモデル
現在価格

NEC LAVIE Direct PM (2021年春モデル)

2021年1月発売
 

13.3インチの842グラムの軽量ノートPCです(標準バッテリー選択時)。15.6インチノートよりも小型、軽量なので、職場、学校などに持ち運びをする方に適しています。CPUは11世代目のコアi5、i7を、ストレージは256GB~1TBを選択できます。

「LAVIE Direct PM」の特徴

PCから聞こえる音の範囲を調節する機能があり、オンライン会議時には、自分だけで聞くなら正面方向のみ、複数人で聞くときは広く音を出すように調節し、プライバシーの保護や周囲の人への配慮をしながら会議が行えます。

また周囲の雑音を抑えた音声を相手に聞こえるようにする「ノイズサプレッサー」機能、部屋の残響を抑える「ルームエコー抑制」機能が搭載されており、オンライン会議が多くなった今、「LAVIE Direct PM」には、それに必要とされる機能が搭載されています。

プライバシーガード搭載モデルでは、ノートPCのカメラで周囲の状況を判断し、画面をぼかしたりすることで、のぞき込みを防止することができる機能です。

スペック

NEC LAVIE Direct PM (一例)
CPUCore i5-1135G7 (4コア8スレッド 2.4GHz/4.2GHz)
メモリ8GB
ストレージSSD 512GB
液晶13.3インチ(16:9) IPS フルHD 非光沢
重さ約842g (標準バッテリー選択)
サイズ307.2(W) × 216(D) × 16.7(H)mm
バッテリー約15.0時間(標準バッテリー)
認証機能顔認証
保証期間1年間
その他USB 3.1 Type-C ×1
USB 3.0 Type-C ×1
USB 3.1 Type-A ×1
価格

カスタマイズのポイント

CPUはCore i5とCore i7がありどちらも4コアのCPUで、処理能力があるのでパソコンは快適に動きます。ただ、通常アプリの体感速度の違いはそれほどでもなく、マルチメディア系の処理で「より高性能」を求めないのであればCore i5でも問題はありません。


実測値ではないので、CPUの相対的な比較用です

プライバシーガード非搭載モデルは、バッテリーの容量が選択可能。約15時間の標準バッテリーなら本体重量は約842グラム、約24時間の大容量バッテリーなら約899グラムの本体重量になります。

他人からののぞき込み防止のためのオプション「プライバシーガード」を選択すると、本体重量は約965g~約992gと少し重くなります。

モバイル通信用のLTEスロットが選択可能になっています。5G対応スロットの搭載は、プライバシーガードとCore i7を搭載した最上位モデルのみです。店頭モデルとは異なり、ダイレクトモデルは全モデルでSIMスロットの選択が可能で柔軟性があります。

カラー

クラシックボルドー フレアゴールド ネイビーブルー メテオグレー
クラシックボルドー
フレアゴールド
ネイビーブルー
メテオグレー

NEC LAVIE Direct PM (2021年春モデル)

◇持ち運び用◇12.5型◇ダイレクトモデル
現在価格

NEC LAVIE Direct NM (2020年春モデル)

2020年1月発売
 

12.5型のモバイルノートパソコンの「NEC LAVIE Direct NM」。本体の重さは約964グラムの軽量ノートです。スペックは第10世代のコアi5、SSDは256GBを搭載します。13.3型よりひと回り小型なのが特徴で、横幅28.9センチ、奥行き19.2センチのサイズで、持ち運びがしやすくなっています。

カスタマイズと機能

バッテリーの持ちは約11時間で、SSDの容量はカスタマイズでき256GB~1TB。顔認証は標準で搭載されていて、パスワードの入力を省いたログインが可能。オプションで指紋センサーを搭載することができます。

12.5型のPC「NEC LAVIE Direct NM」に採用されているCPUは、13.3型の搭載のものより消費電力が少ない分、処理能力は低くなります。ただ、採用されているコアi5/i7は4コアのCPUで処理能力は高いため、特殊な重たい処理を行わない限り問題はありません。

スペック表

NEC LAVIE Direct NM
CPUCore i5-10210Y (4コア8スレッド 1.0GHz/4.0GHz) (4コアCPU)
メモリ8GB
ストレージSSD 256GB(NVMe)
液晶12.5インチ(16:9) フルHD対応 IPS
重さ約964g
サイズ289(W) × 192(D) × 18.0(H)mm
バッテリー約11時間(JEITA 2.0)
形態タッチパネルなし
認証機能顔認証、オプションで指紋認証
保証期間1年間
その他○USB 3.0 Type-C ×1, USB 3.0 Type-A ×2○Bluetooth v5,無線LAN○SDカードスロット, HDMI
価格

カラーリング

ネイビーブルー メタリックピンク パールホワイト パールブラック
ネイビーブルー
メタリックピンク
パールホワイト
パールブラック

NEC LAVIE Direct NM (2020年春モデル)

◇自宅・オフィス用◇15.6型◇ダイレクトモデル
現在価格

NEC LAVIE Direct N15 (2020年夏モデル)

2020年夏発売
 

NECの「LAVIE Direct N15」は15.6インチのノートPCで、インテルの10世代目のプロセッサを採用したモデルです。ストレージは、ハードディスクとSSDを両方搭載するデュアルストレージまで、用途に応じて広くカスタマイズが可能なスタンダードノートです。

「LAVIE Direct N15」の特徴

ディスプレイサイズは光沢タイプの15.6インチ、解像度はCoreプロセッサ搭載モデルではフルHD対応です。本体の重さは2.2kg、自宅内でノートパソコンを移動する機会が増えても扱いやすい重さです。

タイプ音の静かなキーボード設計で、キートップは窪みを付けてタイピングをしやすくしています。さらに、ディスプレイ部を開くとキーボード部が持ち上がる「リフトアップヒンジ」を採用。キーボードに傾斜がついて打ちやすくなる工夫がされています。

高速SSDを搭載

ウィンドウズやアプリを保存するストレージにSSDを搭載していると、ウィンドウズの起動速度、アプリの起動などで非常に快適になります。SSDはハードディスクより遥かに高速で、今ではノートパソコンに標準的に搭載されるようになりました。「LAVIE Direct N15」のカスタマイズでは、256GBから1TBまでのSSDを用意しています。写真や動画を多く保存する場合は、SSDを単体で搭載するより、SSDとハードディスクの2つのドライブを搭載すると、コストを抑えつつも容量を確保できます。

スペック表

NEC LAVIE Direct N15 (一例)
CPUCore i3-10110U (2コア4スレッド 2.1GHz/4.1GHz)
メモリ8GB
ストレージSSD 256GB,HDD 1TB
液晶15.6インチ(16:9) IPS フルHD対応
重さ約2.2kg
サイズ362.4(W) × 253.8(D) × 22.7(H)mm
バッテリー約6.5時間(JEITA 2.0)
認証機能なし
保証期間1年間
その他○USB 3.1 Type-C ×1,USB 3.0 Type-A ×2○DVDドライブ
価格

カスタマイズのポイント

「LAVIE Direct N15」は、液晶パネルの選択によって選べるCPUが異なります。HD対応の液晶パネルでは、CeleronとPentiumを選択可能で、フルHD対応の液晶では、主力CPUのCore i3/i5/i7を選択することが可能です。

顔認証は、ヤマハスピーカーを搭載したモデルに付き、それ以外のモデルでは搭載されていません。このヤマハスピーカー搭載モデルは、同スペックモデルと比べ、数千円ほど高くなります。

CPUは、2コアのCore i3、4コアのCore i5、Core i7を選択可能です。Core i3は、ビジネス系アプリ、ネット、軽い動画編集をこなす処理能力があり、4コアのCore i5とCore i7は処理能力を生かし、Core i3よりも動画編集、画像処理に強いCPUです。

ソフトウェアは、プラス千円で「標準ソフトウェアパック」を付けると、ハガキ作成の「筆ぐるめ」、動画編集の「Power Director for NEC」やフォトレタッチの「PaintShop Pro 2020 SE」など、その他多数が添付されるのでとてもお得感があります。

〇低価格重視

Core i3-10110U + メモリ 8GB + SSD 256GB

ビジネス系アプリ、ネット向き。軽めの動画編集も可能です。SSDは256GBで、写真や動画を多く保存すると容量が足りなくなります。HDDを1TBプラスして、デュアルストレージも有りです。

〇4コア+SSD

Core i5-10210U + メモリ 8GB + SSD 512GB

SSDの容量を512GBにして、256GBでは何かと窮屈だった容量を増量。スマホ写真はある程度ためておくことができます。安心の4コアCPUとSSD単体の構成。

〇4コア+デュアルストレージ

Core i5-10210U + メモリ 8GB + SSD 256GB + HDD 1TB

画像や動画編集で、処理が重くなっても安心な4コアのCore i5と、デュアルストレージで保存容量を確保。動画編集をする場合は、16GB以上のメモリが必要になることもあります。

カラー

パールホワイト パールブラック カームレッド ネイビーブルー
パールホワイト
パールブラック
カームレッド
ネイビーブルー

NEC LAVIE Direct N15 (2020年夏モデル)

◇自宅・オフィス用◇15.6型◇ダイレクトモデル
現在価格

Dynabook CZ/HP (2020年秋冬モデル)

2020年11月発売
 

デュアルストレージ搭載の15.6インチノートで、11世代目のインテル製CPUを採用しています。SSDによる高速起動、4コアのCPUによる処理能力で、ミドルクラス級の安心性能を提供するノートPCです。SSDの容量は余裕のある512GB、ハードディスクは1TBを搭載し、価格は抑えつつも標準スペックを確保したモデルです。

「Dynabook CZ/HP」の特徴

ディスプレイは15.6インチで、フルHD対応の非光沢タイプです。「Dynabook CZ/HP」は家庭内で移動しやすく、本体重量は1.94kg、横幅36センチのサイズです。認証機能は、フロントカメラで赤外線顔認証を搭載しています。

USB端子は、USB 3.1 Type-Aが3つ、USB 3.1のType-Cが1つで、一通り揃っています。また、Dynabookはおなじみの実用ソフトが標準で付いてきます。動画編集用の「CyberLink PowerDirector 16 for dynabook」、はがき作成の「筆ぐるめ 27 for dynabook」など一例ですが、その他にも多くのソフトが付属します。

Dynabook CZ/HP
CPUCore i5-1135G7 (4コア8スレッド 2.4GHz/4.2GHz)
メモリ8GB
ストレージSSD 512GB,HDD 1TB
液晶15.6インチ(16:9) フルHD対応 非光沢
サイズ361(W) × 244(D) × 19.9(H)mm
約1.94kg
バッテリー約10時間(JEITA 2.0)
認証機能顔認証
その他○USB 3.1 ×3, USB 3.1(Gen2) Type-C ×1○SDカードスロット
価格

カスタマイズのポイント

CPUはともに4コアのCore i5、Core i7を選ぶことが可能ですが、ビジネス、ネット系アプリやウィンドウズの動作速度などでは体感速度の違いは感じないと思います。

メモリは8GBと16GBから選択可。ファイルサイズの大きな動画を編集をするなら16GBが無難な選択です。メモリは使用するアプリにあわせて選択しましょう。

ストレージはSSDが512GB、HDD 1TBのデュアルストレージ構成一択で選択メニューはありませんが、標準的、実用的容量を搭載しています。

カラー

スタイリッシュブルー サテンゴールド リュクスホワイト
スタイリッシュブルー
サテンゴールド
リュクスホワイト

Dynabook CZ/HP

◇モバイルノート◇13.3型◇直販モデル
現在価格

HP Spectre x360 13 (2019年12月モデル)

2019年12月発売

人気のSpectre 10世代CPUを搭載

本体のデザインが美しい人気のSpectreシリーズは、13.3インチのコンバーチブル型のノートパソコンです。本体の重さは1.24Kgで、持ち運び用としてはもちろんのこと、自宅用としても適しています。この新スペクトルシリーズでは、インテルの10世代CPUが搭載されるようになり性能が向上しています。SSDは256GB~1TBの容量のモデルがあります。

反射を抑えるARコーティング

ディスプレイは光沢タイプで、外光を反射しやすいのですが、ARコーティング加工を行っているため反射光が抑えられます。光沢タイプのディスプレイの良さは映像がきれいなことで、見づらさや目の疲れにつながる反射を極力抑え、上位モデルに相応しい仕様を採用しています。

コンバーチブル型ノート

利用シーンに合わせて、タブレットモード、ノートブックモードなどに変形できるパソコンです。付属の専用ペンで手書きができ、絵やメモなどを残すことが可能です。ディスプレイサイズは16:9なので、一般的なタブレットの4:3とは異なり横長になるので使い勝手は違います。本体の奥行きは19.4センチ、ディスプレイの上下の余分なスペースがなく、面全体を占めるようになっています。

指紋、顔認証センサー

ウィンドウズにログインしたり、ロックの解除には、指紋センサーに指をかざしたり、内蔵のIRカメラに顔が映るようにして認証できます。

スペック表

HP Spectre x360 13 (一例)
CPU Core i5-1035G4 (4コア8スレッド 1.1/3.7GHz)
メモリ8GB (DDR4-3200)
ストレージSSD 512GB (NVMeタイプ)
液晶13.3インチ(16:9) フルHD 光沢 IPS
重さ約1.24kg
サイズ307(W) × 194.5(D) × 16-18.5(H)mm
認証機能指紋認証、顔認証
バッテリー最大22時間 (MobileMark 2014)
形態2in1、タッチパネル付き、専用ペンで手書き可
OSウィンドウズ 10 Home 64ビット
オフィス なし (有料で選択可)
保証期間1年間 (有料で延長保証可)
その他○USB 3.1(Gen1) ×1, USB Type-C 3.1(Gen2) ×2(Thunderbolt3対応), microSDカードスロット,Bluetooth 5.0, 無線LAN, 専用ペン付属
価格

機種の選択について

「HP Spectre x360 13」のCPUは、10世代CPU「ICE LAKE」が搭載されているため、前世代より高性能です。全体的に高速化されていますが、動画編集のエンコード時に使うクイックシンクビデオが強化されています。Core i5、Core i7を選ぶことができ、ともに4コアのCPUなので、ビジネス系、ウィンドウズの動作は快適です。


実測値ではありません。

SSDは256GB~1TBの容量で、写真、動画系のデータの保存が少ない場合には256GBで足りるかもしれませんが、SSDの価格が下がって512GB以上でも手に入れやすくなっています。

カラーリング

アッシュブラック ポセイドンブルー
アッシュブラック
ポセイドンブルー

販売先 (HP Spectre x360 13 2019年12月モデル)

◇自宅・オフィス用◇15.6型◇ダイレクトモデル
現在価格

NEC LAVIE Direct NS(2019年夏モデル) (ダイレクトモデル)

2019年夏発売

コアi3とデュアルストレージを搭載する15.6型ノートパソコン「LAVIE Direct NS」シリーズの2019年夏モデルです。デュアルストレージで標準的な、SSDを256GBと、HDDを1TB搭載し、CPUは2コアのCore i3で価格を抑えています。

Core i3は低価格で実用的な性能

ノートパソコン用の8世代のCore i3は、デスクトップ版のPentium 位の性能があり、2コアのCPUとはいっても、ビジネス系、写真加工、ネット、さらに、ある程度の動画編集を処理できる能力があります。

8世代のCore i3にはターボブースト機能が搭載されて、Core i5/i7と同様にクロックを上昇させることが可能なためです。

解像度やサイズが大きな動画やRAWの現像速度は4コアのCore i5/i7に譲りますが、2コアでも十分に使えるCPUが「LAVIE Direct NS」に搭載されるCore i3なのです。

低価格でも意外に性能の高いCore i3は、本体価格を下げることにつながっています。

スペック表

NEC LAVIE Direct NS
CPUCore i3-8145U (2コア4スレッド 2.1GHz/3.9GHz) (2コアCPU)
メモリ8GB
ストレージSSD 256GB + HDD 1TB (NVMe SSD)
液晶15.6インチ(16:9) フルHD対応
重さ約2.2kg
サイズ363(W) × 255(D) × 22.9(H)mm
バッテリー約8.9時間(JEITA 2.0)
形態タッチパネルなし
認証機能なし
OSウィンドウズ 10 Home 64ビット
オフィス なし (オプションで選択可)
保証期間1年間
その他○DVDスーパーマルチ○USB 3.0 Type-C ×1, USB 3.0 ×2,Bluetooth v4.2,無線LAN○HDMI
価格

Type-C、プライバシーシャッターなど

PC搭載のウェブカメラを物理的なシャッターを閉めてプライバシーを守る、プライバシーシャッターを搭載。キートップは摩耗に強いUVコーティングで、印字が消えにくく高耐久性を実現しています。USBには、端子が小さくて扱いやすいType-Cコネクタ搭載で、スマホや外付けストレージを接続可能です。使う機会は減っていますが、標準でDVDドライブを搭載、ブルーレイドライブにアップグレードも可能です。

カスタマイズ

CPUは用途に応じて、パワーのある4コアCPU、Core i5/i7も選択できます。また、低価格が魅力のCeleron、Pentiumも選択できますが、性能的にあまりおすすめできません。ストレージは、デュアルストレージではなく、ハードディスクやSSDオンリーにカスタマイズすることも可能。ハードディスクは500GB~ 2TB、SSDは128~512GBの選択幅があります。


CPU比較の目安にしてください。実機測定値ではありません。

〇低価格重視

Core i3-8145U + メモリ 4GB + SSD 256GB

2コアCPUのCore i3とSSD 256GBのシングルストレージモデル。メモリはビジネス系アプリなどは4GBでも足ります。多くのウィンドウを開いて作業するなら8GBを選択します。

〇2コア+デュアルストレージ

Core i3-8145U + メモリ 8GB + SSD 256GB + HDD 1TB

2コアのCPUとデュアルストレージを搭載しコストを抑えています。

〇4コア+デュアルストレージ

Core i5-8265U + メモリ 8GB + SSD 256GB + HDD 1TB

標準的スペックのPCです。4コアのCPUを搭載しているため、レタッチや動画編集で差がつきます。少し重たい処理でも余裕で対応できます。

カラーリング

カームホワイト カームブラック カームレッド カームシルバー
カームホワイト
カームブラック
カームレッド
カームシルバー

NEC LAVIE Direct NS (2019年夏モデル)


モダンPCとは

マイクロソフトのモダンPCの定義が発表されていましたが、定義が曖昧で理解に苦しみました。モダンPCは、SSDなどの高速ストレージを搭載した、軽量薄型PCや2in1のことを言います。従来のノートパソコンとの違いは、SSDによる高速な起動とパソコンの高速化、軽量で持ち運びが可能だったり、2in1で手書きやタッチ操作ができます。

では、SSD搭載の15.6型パソコンはモダンPCなのかどうか、厳密な定義ではないため分りませんでした。ここでは、SSD搭載の軽量パソコンと2in1をモダンPCと呼びます。

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