トップページ(今日これ!)-->自作パーツを選ぶ-->1.3万円以内PC電源を選ぶ(2017年)

1.3万円以内、優秀500WクラスPC電源のおすすめ(2017年)

おすすめパソコン電源
安い電源ユニットの選び方」を基準に、安くて良い電源ユニットを選んでみました。1.3万円以下の各社の製品を対象にして、その中から1番、2番を選んでオススメとしました。雑誌等の客観的なデータをもとに選んでいるので、自信をもっておすすめしています。
尚、動作音のデシベル値は、「DOS/V POWER REPORT」で測定された値を掲載し、出力波形の評価は、同様にパワレポと、ネットで評価されている情報をもとに、筆者がコメントしています。

ピックアップした電源ユニット

SeaSonic

SeaSonic
SSR-450RMS

発売日:2015年4月23日 (メーカーページへ)
5年新品交換
セミプラグイン
GOLD
450W
コンデンサ
 電解コンデンサすべて105℃
動作音
 SSR-550RMSで
 アイドル時:35.2dB 高負荷時:35.7dB
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
SSR-550RMSで、安定性、ノイズの問題はないという評価。

CORSAIR

Corsair
RM550x

発売日:2015年12月19日 (メーカーページへ)
7年保証
フルプラグイン
BRONZE
550W
コンデンサ
 電解オール105℃
動作音
 アイドル時:暗騒音以下 高負荷時:暗騒音以下
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
高負荷にも耐えうる、とても安定している電源だが、小さなノイズが多い。

Corsair
CX450M

発売日:2016年4月2日 (メーカーページへ)
5年保証
セミプラグイン
BRONZE
450W
コンデンサ
 一次側105℃、二次側不明
動作音
 CX550Mで
 アイドル時:34.5dB 高負荷時:34.7dB
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
CX550Mでの評価では、高負荷状態でもとても安定していて、評価良し。

Enermax

Enermax
ERX550AWT

発売日:2016年2月5日 (メーカーページへ)
5年保証
セミプラグイン
GOLD
550W
コンデンサ
 日本製電解オール105℃
動作音
 アイドル時:35.7dB 高負荷時:35.9dB
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
安定している。評価良し。

SilverStone

SilverStone
SST-ST50F-ESG

発売日:2014年1月20日 (メーカーページへ)
3年保証
直付け
GOLD
500W
コンデンサ
 不明
動作音
 データなし
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
SST-ST60F-ESGの評価では、ノイズは少なく優秀。ビデオカード使って3Dゲームをするなど、高負荷が続く場合は、電圧が徐々に落ちてゆき、安定性に問題がある。

SilverStone
SST-ST50F-ESB

発売日:2015年1月29日 (メーカーページへ)
3年保証
直付け
BRONZE
500W
コンデンサ
 不明
動作音
 データなし
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
なし

玄人志向

玄人志向
KRPW-TI500W/94+

発売日:2014年12月12日 (メーカーページへ)
3年保証
直付け
TITANIUM
500W
コンデンサ
 一次側と主要箇所105℃
動作音
 アイドル時:35.4dB 高負荷時:36.1dB
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
出力が安定している電源で、評価良し。

玄人志向
KRPW-G3-500W/90+

発売日:2014年10月中旬 (メーカーページへ)
3年保証
セミプラグイン
GOLD
500W
コンデンサ
 不明
動作音
 データなし
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
なし

玄人志向
KRPW-N500W/85+

発売日:2014年3月7日 (メーカーページへ)
3年保証
セミプラグイン
GOLD
500W
コンデンサ
 不明
動作音
 KRPW-N600W/85+で
 アイドル時:34.5dB 高負荷時:35.5dB
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
KRPW-N600W/85+では、電源出力の安定性評価、あまり良くない。

玄人志向
KRPW-L5-500W/80+

発売日:2015年7月中旬 (メーカーページへ)
3年保証
直付け
BRONZE
500W
コンデンサ
 オール105℃
動作音
 アイドル時:37.2dB 高負荷時:37.6dB
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
高負荷をかけたとき、PCI Expressの電圧降下が大きく規格外になる。内蔵GPUを利用した自作PC向け。

サイズ

サイズ
超力短セミプラグイン SPCT-550SP

発売日:2015年9月16日 (メーカーページへ)
2年保証
セミプラグイン
GOLD
550W
コンデンサ
 不明
動作音
 アイドル時:34.5dB 高負荷時:34.8dB
出力の安定性、信頼性(雑誌など)
高負荷でも安定した電力を供給できる製品。小さなノイズはあるが、この価格帯で群を抜く高い安定性をもつ。

電源1.3万円以内部門のランキング

コストパフォーマンス、長持ち、静音性、出力電圧の安定性を持つ製品を選んでランキングにします。1位にはCX450Mを苦労なく選ばせていただきました。理由は、安くても出力波形の安定性がとても魅力なので、ベスト電源にしました。 おすすめ2位のSea Sonic SSR-450RMSの方は、波形は安定していて、部品のグレードは高いので長持ちするでしょう。しかし、品質はバッチリなのですが、値段が1万円前後と高かったため2位としました。
今回の電源ランキングの感想は、順当な結果になったという感じがしました。

Corsair
CX450M

おすすめ1位
5年保証
静音性良好
出力安定性良
安いにも関わらず、出力は安定しており、CPUをフルに使うエンコードやビデオカードで3Dゲームをする等、高負荷でも安定して使える電源。保証期間は5年あって、コスパ力も兼ね備える魅力製品です。値段は5千円台で推移しています。他の安物電源とは別次元の、安心の電源です。しばらくはコスパ系電源で、最強の座にいるでしょう。ひとつ上、550Wの電源容量を持つ、CX550Mも優秀な製品です。
発売日:2016年4月2日 (メーカーページへ)

SeaSonic
SSR-450RMS

おすすめ2位
5年新品交換
静音性良好
出力安定性良
出力電圧の安定感と、コンデンサ等、品質が高い部品の使用は、さすがSea Sonicで、安心して使える電源です。この製品を現在利用中ですが、ファンの音はとても静かです。5年間新品保証付きなので、頼もしい限りです。
発売日:2015年4月23日 (メーカーページへ)

最安製品群(約5000円)は使い物になるか?

はっきりと言うと、5000円前後の電源は、グレード高めのビデオカードを使った自作PCを考えているなら、やめておいた方がいい(ただし、Corsair CX450M、CX550Mはまったく別です)。各雑誌の評価では、消費電力が大きくなると電源の出力の安定性に欠ける結果が出ており、3Dゲーム等の高負荷(消費電力大)をかけるパソコン向きの電源ではないので、内蔵GPUや消費電力が小さなビデオカードを利用したパソコンの、電源として使かおう。このことを理解した上で、コストを抑えたパソコンを組むならば、大きな力になってくれる製品だと思う。

GeForce 10シリーズに必要なワット数は?

グラフィックカードの違いで必要になる電源容量が違うので、目安を記載しておきます。構成は、Core i7-6700k、ドライブはSSD、マザーボードはASUSTeK Z170-Aを使用した場合で、3D Mark(v2.1.2973) Fire Strike実行時の消費電力を元にしています。GeForce GTX 1060 なら、400から450Wの電源(188~206W)。GeForce GTX 1070 なら、450から550Wの電源(222~268W)。GeForce GTX 1080 の場合は、550から650Wの電源(266~323W)が必要になります。幅がある理由ですが、グラフィックカードによってOCバージョンの製品があったり、メーカーによる差で消費電力が違うからです。例外的な製品もあるので、事前に消費電力の計算や、メーカーページで調べてから容量を選びましょう。
この記事もオススメ